2015年08月12日
蕎麦にらく焼き!ぶらぶら深大寺散歩

割りと近くに住んでいるのに、一回も行った事がなかった深大寺。
お蕎麦が美味しいという事で、涼を感じに行ってまいりました!
お散歩するのはいつものてぃらにー&みわっち!
最近みわっちと会う時はいつも自然の中のような気がします。すっかりネイチャー付いている二人です。

深大寺へは、調布からバスで20分程度。水と緑と蕎麦屋に囲まれた都会のオアシスです。

深大寺周辺にはこのような美味しそうな誘惑が沢山並んでいます。
いちいち目を奪われますが、まずは第一の目的、美味しいお蕎麦を食べなくては!!

風情ある佇まいのお蕎麦屋さんが、なんと20軒以上立ち並んでいます。
きゃい〜ん!蕎麦屋多すぎ!どこに入っていいのか迷っちゃう〜〜!!
…なんて事にはならず、準備の女・棟方と、下調べの鬼・みわっちコンビは既に、
オススメナンバーワン蕎麦屋情報をゲットしていたのでした。

恵比寿様と大黒天様という福々しいお二人が並んでいました。
この二人はコンビで祀られる事が多いんですってね。

岩の彫刻で、タイガー&ドラゴンっ!
ちゃんと説明読んでなかったので、なんでこんなシチュエーションになっているのかわかりません。

深大寺周辺は、至る所に水路や池があるので、マイナスイオンたっぷり。爽やかな涼を感じることができます。

ここのおそばやはおいしいらしいにゃー
すみませんーー2めいですにゃー

我々はこっち!深大寺でナンバーワンとの呼び声高い、湧水さんです。
人気店という事で並びまくる恐れを考慮し、11時前に早々入店するという隙の無さを見せる二人。
お陰ですぐに席につくことが出来ました。
とはいえ、既にお店の中には人が沢山。流石です。

オススメは九割蕎麦という事で、湧水天もりを注文。
九割というのは、そば粉とつなぎの割合を指していて、そば粉90%、小麦粉10%って事。
週1レベルで食べてる富士そばの3倍近いお値段ではありますが、
”ちゃんとした蕎麦の名店”というレベルではお値打ち価格だと思います。
蕎麦って、もっと目玉飛び出るような値段の所とかあるよね?

で、こちらが湧水天もり!
細くてシコシコとコシが強い!
ダシが効いた少し甘辛なツユとよく絡まり、とっても喉越しがいいです。
そこに仄かに薫る蕎麦粉の香り…
なーんて書いてるけど、実際は私、
「うん……むぐむぐ、…おいしい…おいしい!うん…むぐむぐ、おいしい!」
みたいな、食レポだったら一旦カメラが止まるようなボキャブラリーの無さでがっついていました。

天ぷらは、サックサクで、午前中から食べても重くなく、ナス天はもはや一生食べていたいなって位美味しかったです。
この後も色々と食べ歩きするであろう事を見据え、サイドメニューはガマンしました。
ふぃ〜ごちそうさまでした!

で、外に出てみたら、いつの間にやら人が沢山並んでいる〜〜!
やっぱり早めに入って正解でした。行かれる方は、是非、午前中の入店を!
この日の目的を既に一つ完了した我々は、余裕な気分で散策へ。

水車小屋があり、博物館も併設されていて、無料で見学できました。
と言っても、本当に10分も掛からず全部見れてしまう感じなのですが…
入る際に記帳させられたり、パンフレットが2冊作ってあったりと、気合が異様に入っていて笑ってしまいました。
ちなみに、記帳の際に1ページ飛ばして書きやがるという、
管理人のおじさんが一番イラッとするであろうタブーを侵してしまい、本当に申し訳なかったなと反省しております。

ギュルルルルルル!!!!
と高速回転しているように見えるけど、実際はもっと穏やかです。

画になるなぁ。まるで映画のワンシーンのようです。

ちっちゃいお堂がいくつもあります。
ここは縁結びの神様なんだけど、それに気づかずに全く関係の無い願い事をしてしまいました。
だからダメなんだな……

昼間でも木陰では提灯の明かりが映えて、とっても風情があります。

奥多摩むかし道でもお馴染み、階段っていいよねシリーズ。

人が居なくなる瞬間、セミの声だけが響きます。

木陰は涼しくて心地が良かったです。

やっぱり人間、時々はこういう緑に触れてリフレッシュした方がいいですね。

さて!今回のもう一つの目的が、陶芸体験らく焼きコース!

ってなわけで、陶芸体験をさせてくれる、むさし野深大寺窯にやってきました!
むさし野深大寺窯
まあ、陶芸体験といっても、今回のお手軽コースである「らく焼き」は
既にお店が作っておいてある素焼きのお皿や茶碗をチョイスして、絵付けして、焼いてもらうだけ!
つまりイラスト描くだけなので陶芸体験ではないです(笑)
でも、こういうの小学生以来でなんだかワクワクする!

店内にある絵の具は10種類。鉛筆で下書きしてから、色を塗っていきます。

私は最近お気に入りの、いましろたかしさんの絵本「あそこまでいってみよう」のかえるちゃんとかめちゃんを描きました。
店内の筆がどれも太くて毛羽立っちゃってるので、細かい部分を塗るのが本当に難しい…!

時間も忘れて真剣に作業に打ち込む大人二人。
店内には小学生たちもいて、キャッキャッいいながら楽しく塗っている雰囲気の中、
職人のようにピリッとした空気でひたすら無言で皿と向き合っていました。

じゃーん!絵付け完成!
みわっちは愛猫ライムちゃんを描いていました。
う、うめぇ…!構図もセンスがある…!
それにしても二人のお皿からは一切のメタル魂も感じられませんけど大丈夫でしょうか。

絵を描いたお皿を、お店に託します。20分ほどで焼きあがるので、それまでまた散策へ!

ではでは、そろそろ蕎麦も消化された所だし、甘い物でも食べますかねぇ。

入ったのはこちら、八起(やおき)さん。

水車の回る池を目の前で眺めながら食事が出来ます。

デーーーーン!みつ豆!!!!!

サイコーアンドサイコー!!!!!!!
ううっ、たまりません。美味しいっす…!
みつ豆って、普段そんなに食べたいと思わないんだけど、こういう甘味処で食べるのは抜群ですね。

店内の雰囲気も、こんな感じで素敵。扇風機回ってます。

真後ろでカツーーーーン!と鳴ってビックリさせられた、ししおどし。

ごちそうさまでした!そういえばかき氷は食べなかったなぁ…

さて、ここにきてようやく、深大寺本堂へ。

ここも水が溢れ、涼しげなスポット。

なんだかみわっちとお出かけする時、いつもこういう所でお参りしている気がする。

大きな蓮の葉っぱ!これ、完全にトトロが傘にするやつですよね。
すごいなぁ、おおきいなぁ、メルヘンだなぁ、なんて微笑ましくみていたら…

ぎょえーーーー!!!!!ゾワッとするーーー!!!!!!
蓮の種ってなんでこんなに気色悪いんだろう。
こういうツブツブを見てゾワゾワする感覚、トライフォビア(集合体恐怖症)っていうらしいですよ。
でも怖いだけじゃなくてついつい見ちゃうというか、ああー!!一つ一つピンセットでつまんで引き抜きたい!!って気持ちになるんですよね。
分かりますか?分かりませんか。そうですか。

一瞬、癒しも吹っ飛ぶ凶悪なものを見つけちゃいましたが、気を取り直してマイナスイオンを摂取。

静謐に広がる水の波紋。

そろそろ、らく焼きも出来上がっている頃なので取りに行きます。
さてさて、どんな感じに仕上がっているかな…?

ジャーーーーーーーーーーン!できたぁーーーーーーーー!!!!
あ、まあ、予想通りだ(笑)
ちゃんとツルッとしたお皿になっている。

緑はもうちょっと重ね塗りしても良かったかなぁ〜?
焼き上がりの色の出方が予想出来ないから難しい。
でも自分で描いた絵がお皿になるのって嬉しいですね。
みわっちの方のライムちゃんも素敵な仕上がり!
時間を忘れるほどに熱中でき、思い出も持ち帰れる、らく焼き体験、超オススメです。

んで、今回の目的2つ目も果たしたので、今度は青木屋さんに寄って…

念願の深大寺ビール!!!!
集中しなければならない仕事が終わったので(笑)、思う存分に飲めます!
深大寺ビールは味が濃く、しっかりとした飲みごたえでTHEビール!感たっぷり。
個人的にかなり好きな味でした。

つまみは、みそおでんと漬物!うーん、最高。

こちらのお店も、池を眺めながらお食事が出来る素敵ロケーション。
まったり長居しちゃいました…!

ほろ酔い気分で再び散策。鮮やかな色が瑞々しいほおずき。
深大寺は、毎年7月に行われるほおずき祭りでも有名みたいですね。

そばまんじゅう!1つ100円!
こんな風に並んでいたら食べないわけにはいかない。
これまた美味しいんだよーーー!!

更に誘惑に負けて、ソフトクリームまで食べちゃいました。みわっちはそばクレープ。
今回、かなり食を満喫している気がします…。

お腹もいっぱいだし、そろそろ日も傾いてきたので帰りますか。

池にいたカモに別れを告げて。

深大寺、景観も食べ物も最高で、むちゃくちゃ癒されるお散歩スポットでした!
水に囲まれているから、夏に涼を感じにいくのにピッタリかも。
みんなも是非、ブラブラしてみて下さいね。